不登校は、問題ではありません。
「問題あるよ」と、反論される方もいらっしゃると思います。
また、「問題がないなら悩まないよ」っと思ってますか?
もう一度いいます。不登校は問題ではありません。
人生において、不登校が問題にならない3つの理由を、
それぞれの視点からお話します。
理由1:不登校の子は、すばらしい才能を持っている。
普通に学校に行く子どもは、作られた社会に適合できる子ども
学校のシステムに従うような子どもです。
学校では、みんなに同じことを同じペースで同じようなやり方で学びます。
評価は、先生の指示どおりに行動できるか、内申点という学校基準です。
いわば、学校は、大量生産型のロボット製造工場です。
そんな学校で子どもは、同じではないものを異質ととらえるようになり、
同調圧力が働きやすくなります。
そして、異質な存在を排除する傾向を生み出してしまいます。
その結果、子どもたちは、人と違うことを恐れ、空気を読み合うことを覚えます。
不登校の子は、その学校の矛盾に耐えられず、学校には行かない選択をとります。
“矛盾に気づく直感力と思考力”
“矛盾から逃れようとする行動力”
があるすばらしい才能を持った子どもということができます。
理由2:心のエネルギーの充電中(自己治癒中)
学校に行けなくなる原因は、パブロフの条件反射と同じ仕組みです。
パブロフの条件反射とは、犬に条件刺激(音)を与えてから、
無条件刺激(エサ)を与えることを繰り返すと、
音を聞いただけでよだれを垂らすようになる
経験を脳が記憶しているために起こる反射のことです。
不登校の場合は、学校で受ける繰り返す痛みを恐怖の条件刺激として学習します。
そして、無条件刺激(学校)に行くと、反射的に恐怖の条件刺激を思い出してしまいます。
何を恐怖の条件刺激として学習するのかは、子どもによって違います。
先生や友達から受ける痛み、恐怖を感じる雰囲気、個人の存在の否定などがあげられます。
解決方法は、恐怖の条件反射をなくすことです。
心の中にできた傷を癒やすことです。
子どもは、自らを学校へ行かないということで自己治癒している状態です。
お母さんは、それを邪魔しないで下さい。
理由3:自分の望んだ経験をしている
私たちは、生まれる前に、人生を決めて生まれてきます。
不登校になることも、自分で選んで生まれてきました。
スピリチュアルな考えだと思いますよね。
だから、今は、受け入れられなくても大丈夫です。
でも、この考え方をいろいろな思想(仏教、ヨガ哲学など)や
いろいろな人(松下幸之助、小林正観、山川 紘矢 他多数)が採用しています。
また、ディズニー映画「ソウルフル・ワールド」での世界観も同様です。
望んだ経験をするために生まれてきました。
だから、辛い経験も望んでいることです。
辛いことが悪いことではないと考えると受け入れられますよね。
単純に、経験をするために生きているということです。
このように不登校が問題にならない理由を述べてきました。
理屈は分かるような気もするけど、「不安や心配は消えないよ」と思っていますか。
そうですね。今すぐには消えないのかもしれません。
”不登校が問題ない” と、とらえると、お母さんもお子さんも変わります。
どういうことか興味がある方は、カウンセリングを受けてみて下さい。