こんにちは。赤間です。
子どもが不登校になって、学校に行くことを望んでいますか。
学校に行かせようと、毎日怒鳴ったり、イライラしたりしていませんか。
子どものことが不安で心配で、お母さん自身が、体調を崩したりしていませんか。
今、お母さんの表情はどうですか。
怖い顔や困った顔になっていませんか。
もしそうだとしたら、その表情で、学校に行かせようと声かけをしても逆効果です。
不登校からの回復のためには、
お母さんの「笑顔」が、大切で「笑顔」があれば、解決します。
お母さんの影響を受ける
お母さんは、子どもの一番身近にいる、一番強い繋がりを持つ存在だからです。
不登校になる原因には、「学校」「家庭」「本人の気質(食事)」があり、
この全てが重なることで、不登校となる場合が多いです。
「家庭」の中で大きく影響しているのが、お母さんです。
お母さんの理想の押しつけなどで、知らず知らずのうちに、
子どもを精神的に追い詰めてしまうことがあります。
例えば、「いい成績」、「いい高校・大学」など
お母さんの価値観を押しつけてしまうことです。
子どもはお母さんの価値観に頑張って合わせて成長していきます。
反抗期にこの価値観から離れられる子どももいますが、
価値観から離れられない場合は、子どもは悩みを抱えることとなります。
その悩みの表面化したものの一つが不登校です。
子どもは、お母さんから大きい影響を受けます。
だから、改善できるのも、お母さんだけなのです。
その理由は、以下の3つです。
理由1 ミラーニューロン
脳科学では、ミラーニューロンというものがあります。
別名で、「ものまね細胞」「共感する細胞」とも呼ばれる神経細胞の一つで
他者の行動を観察しているだけで、自分もその行動を追体験しているかのように、
鏡のような反応をするものです。
例えば、お母さんが笑顔でいるとき、子どもも笑顔になる
あるいは、笑顔でいる時、同じ脳の領域が活動するという現象がおきます。
なので、お母さんが笑顔でいると、
子どもは、不登校という状況を受け入れてくれているという絶対的な安心感を持って、
新しいことに挑戦しやすくなります。
理由2 母と子の強い繋がり
お母さんと子ども間には、生まれつき強い繋がりがあります。
生理的には、子どもはお母さんの一部であり、
お母さんから産み落とされた肉体の一部なので、
繋がりの強さはお父さんと比べものになりません。
発達心理学では、親の感情は子どもに伝染することが知られています。
なので、お母さん自身が精神的に落ち込んでいたときには、
子どもの精神的な状態にもある程度影響すると言えます。
理由3 雰囲気が伝わる
話をする前から「この人は信頼できる。この人とは気が合いそう。」
ということを感じることはありませんか。
また、「その場の空気」を感じてよい気分になったり、悪い気分になることはありませんか。
見えないけれど、多くの人が感じることができる
「雰囲気」=「エネルギー」というものに
多くの人が実感できるのではないかと思います。
例えば、元気で明るい人が近くにいると元気をもらえたり、
逆にネガティブの感情の人が近くにいると気分が悪くなったりしませんか。
意識や思考は空間を「素粒子(そりゅうし)」として飛んでいるとされています。
「気のせい」のような曖昧なものではなく
スピリチュアルなものでもなく、
科学的に解明されつつ話なのです。
心配や不安も意識する相手に飛んでいきます。
相手を大切に想うがゆえに湧いてくる感情なのですが、
心配のエネルギーは、マイナスのエネルギーで、
このエネルギーを受けてしまった相手は、
心身を弱らせてしまうことがあります。
なので、子どもを心配や不安の感情ではなく、
安心に基づく感情で見守ることが大切になります。
以上、お母さんの笑顔が、子どもに影響する理由を述べてきました。
心からの笑顔ができればよいですが、
難しい場合には、まずは、口角を上げることから始めて下さい。
そして、心からの笑顔でいるために、私のカウンセラーを試して下さい。